正しい座り方の基本|腰痛・肩こりを防ぐ骨盤と背骨の整え方

姿勢改善

1. 正しい座り方が重要な理由

座り方は、腰痛や肩こりの原因になるだけでなく、体全体の疲れや集中力にも影響します💺
ふ長時間猫背で座ると、背骨が丸まり、骨盤が後ろに倒れ、肩や腰への負担が増加します。

正しい座り方を身につけると、

  • 背骨や骨盤への負担が減り肩こり•腰痛予防に
  • 血流や呼吸が改善され疲れにくくなる
  • デスクワークや家事中でも集中力が維持できる✨

2. 正しい座り方の基本ポイント

(1) 骨盤を立てて座る(坐骨意識)

  • 骨盤を後ろに倒さず、軽く前傾させて座る
  • 坐骨(お尻の座る骨)でしっかり座る意識を持つ
  • 腰と背中の隙間に手のひら1枚程度の空間があると理想
  • 骨盤を立てることで背骨の自然なS字カーブを維持

(2) 足の位置

  • 足裏をしっかり床につける
  • 膝の角度は90〜100度が目安
  • 片足だけで体重を支えない

(3) 背中・肩の位置

  • 背もたれに寄りかかる場合は、腰のS字カーブをサポートするクッションを使用
  • 肩は力を抜き、肩甲骨を軽く寄せる

(4) デスク・モニターの高さ

  • 画面は目線の高さ
  • キーボードは肘90度くらいで自然に打てる位置

3. 正しい座り方チェックリスト

  1. 骨盤が立っている(坐骨で座る意識)
  2. 足裏が床にしっかりついている
  3. 膝の角度が90〜100度
  4. 背骨が自然なS字カーブを描いている
  5. 肩や首に力が入っていない

鏡や横からの写真でチェックするとわかりやすいです📸


4. 日常でできる座り方改善のコツ

(1) デスクワーク中

  • 背もたれに寄りかかるときは腰の隙間をクッションでサポート
  • 30分に1回は立ち上がり、骨盤と背骨をリセット

(2) 家事や作業中

  • 椅子の高さを調整し、膝が90度になるよう意識
  • 腰を丸めず骨盤を立てる

(3) 足の組み方に注意

  • 足を組む癖は骨盤の歪みや腰痛の原因になる
  • 座るときは足裏を床に置くことを意識

5. 座り方改善で得られるメリット

  • 腰痛や背中の張りを防ぐ
  • 猫背や肩こりの予防
  • 集中力の向上・疲労軽減
  • 骨盤の位置が安定し、立ち姿も美しくなる✨

6. 座りながらできる簡単ストレッチ

(1) 骨盤立て&前後傾

  • 椅子に座り、骨盤を立てる(坐骨で座る意識)
  • 両手を腰に当て、骨盤を前後にゆっくり傾ける
    • 前傾:お尻を軽く後ろに引き、腰を前に出す
    • 後傾:お尻を軽く前に出し、腰を丸める
  • 10回×2セット
  • 骨盤位置を意識して座る感覚を身につける

(2) 背骨反らし+丸めストレッチ

  • 両手を頭の後ろで組み、肘を軽く外に開く
  • 背骨をゆっくり 反らせて胸を開く → 5秒キープ
  • 次に背骨を 丸めてお腹を引き込み、肩を前に出す → 5秒キープ
  • 反らす+丸めるを交互に5回×2セット
  • 背骨の柔軟性アップ&S字カーブ維持

(3) 足首回し

  • 座ったまま片足ずつ足首をゆっくり回す
  • 血流を促し、長時間座る疲れを軽減

7. まとめ:座り方で腰・肩・骨盤を守る

正しい座り方は一度覚えただけでは習慣になりません。

  • 骨盤の位置を意識(坐骨で座る)
  • 足裏・膝の角度を整える
  • ストレッチを取り入れる

これだけでも、腰痛・肩こりの予防や疲れにくい体を手に入れられます💡


💡 補足ポイント

  • 座り方改善は立ち方とも連動します。
  • 正しい立ち方については【こちらの記事】で詳しく解説しています✨

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